下準備OK?(応募書類編)

正確・丁寧をモットーに 一字一字まごころ込めて書いていこう
応募書類の用意は早めに
転職戦線を勝ち抜いていくためには、まず完璧な応募書類を用意しなければならない。この応募書類の基本的な中身は、次の 3つの書類。

1、履歴書 2、職務経歴書 3、添え状

求人広告の応募の説明には「履歴書をお 持ちください」などと書いてあることが多い。「履歴書」としか書いてないから、それだけでいいのではないか。急いでいたりす ると、自分の都合のいいように解釈してし まう恐れがある。
しかし、応募の際に提出する書類といえ ば、先にあげた3点セットにするのが常識といえるだろう。たとえ「履歴書」としか 書かれていなくても、気を利かせるべき。 特に転職希望者には、経験や実績を詳しく 説明できる「職務経歴書」の効果は大。社会人のマナーとしても「添え状」は欠かせないものといえる

応募する会社の数だけ3点セットを用意するとなれば、それなりの時間と手間がかかるとみていたほうがいい。応募の間際になって、あわててまとめるようでは満足のいく仕上がりにならないだろう。転職すると決めたら、余裕をもって早めに応募書類 づくりに取りかかろう。

まずは履歴書のだんどりから
応募書類の主役は履歴書。最近ではワープロで仕上げる人もいるが、ここでは市販の履歴書用紙に手書きするパターンをとりあげる。  書くためのだんどりは、だいたい次のようになる。

? 自分に合った履歴書用紙を選ぶ
市販の履歴書は、一見どれも同じよう に見える。しかし、よく見比べてみると 「職歴」のスペースが広くとってあるも のと、そうでないものがあることに気づ くだろう。転職希望者の場合は、言うま でもなく前者の方が使いやすいはず。

? 練習の下書き用にコピーをとる 
履歴書に書き間違いや訂正箇所があっ  てはいけない。買ってきた履歴書用紙に  ぶっつけ本番で書き出し、間違いなく仕  上げられる方はそんなにいないはず。   まずはコピーを何枚か取って、練習に  下書きをしてみるのが確実で経済的だ。

?その他の必需品も揃える

●筆記具は黒のペンを用いる。

●写真は最近6か月以内に撮影した正面上半身のもの。
カラー、白黒のどちらでも構わないが、
「履歴書の顔」として好印象を得られる1枚を選びたい。

●学歴や職歴、資格などの基本データを正確に記入するために、
その裏付けとなる資料や証明書など。

●辞書も必需品。漢字やつづりであいまいなところはしっかり確認を。

●A判の履歴書用紙なら、職務経歴書や添え状も同じAサイズで統一する。

以上の準備が整ったら、コピーした履歴書用紙に鉛筆などで下書きをしてみよう。
履歴書はオーソドックスな書類なので、 一定のきまりに従って書けばそんなに難しくないはずだ。要は事実に忠実に、丁寧でわかりやすく書くこと。書くときの心構えとして、次の注意点を押さえておいてほしい。 

▲うそはダメ 
履歴書は公式な文書。うその記述は御法度だ。学歴や職歴をうっかり書き間違えたりしないように注意。

▲マニュアルに頼りすぎない
書き方のきまりを確認するのには参考になるマニュアル。
ただし、「志望動機」など自分の言葉で書くべきところまで
マニュアル頼みというのはいただけない。
どうしても一般論的な薄い内容になってしまい、説得力に欠けるからだ。
自分の強みや意欲を正確に伝えられる文章をめざそう。

▲一字一字、丁寧に
丁寧に書けば、文字に自信がなくても大丈夫。本物の用紙に清書しているとき、
書き間違えたら新しく書き直す。

▲余白はなるべく作らないように
最初に見たときの印象で、余白が目立つと何だか物足りない感じがするもの。
書かれている中身が大事といっても、やはり見た目も影響する。
スペースに見合った分量で、きれいにキッチリ埋められているのが理想的だ。

きまりを守って正攻法でまとめる
型が決まっている履歴書だけに、ちょっとしたミスが目立つもの。基本的な書き方を確認しておこう。
<日 付>
履歴書を持参して面接に行く場合は、その当日の日付を記入。郵送する場合は、ポストに投函する日になる。
<ふりがな>
ふりがなのスペースが取ってある部分には、きちんとふりがなをふること。分かり切ったことだからといって、勝手に省いたりしないように。
<写 真>
何かの拍子にはがれたりしないように、しっかりと貼り付ける。写真なしの履歴書は「書類不備」扱いで、受け付けてもらえなくなる恐れも。
<※印の部分>
性別や配偶者の有無など○で囲む部分をうっかり書き忘れたりしないように。
<現住所>
長くても省略しないこと。
<電話番号>
自宅の電話番号を記入するのが基本。
不在がちな人は、携帯電話や留守番電話での方法を、次の<連絡先>の項目に書いておいてもいい。
<連絡先>
実家を連絡先にするなら、前もって家族にその旨を伝えておく。
<学 歴>
小・中学校は卒業年度のみを記入。高校からは入学年度も記入する。
<職 歴>
今までの入社・退社歴を記入。転職回数の多い人は、行数内におさまらない可能性も。書ききれない場合は、職務経歴書で説明することを一言断っておこう。
<免許・資格>
希望する職種と関係のあるものから記入。
<志望の動機>
ありきたりのフレーズではなく、自分の言葉で入社を希望する必然性や熱意をアピールする。自分の強みを端的に説明したい。
<趣 味>
人柄をアピールする材料として、本当に入れ込んでいることを取り上げる。
<希望職種・希望勤務地等>
希望する職種や勤務地のほか、入社希望日を書いてもいい。給料など処遇については触れないのが無難だ。  清書したら何度も読み返して最終チェックする。完成した履歴書は、自分の控え用にコピーを取っておくことも忘れずに。

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